久米宏のTVスクランブル

1980年代の情報バラエティ番組。

生放送番組で、それ故にトラブルもあり賑やかな番組だったと記憶している。

横山やすしが酒に酔って出演したり、暴言を吐いたり、と色々あったらしい。

コーナーとしては、

◇様々な人間を観察する趣旨の「人間ウォッチング」

ちらし配りの人々に密着したり、通勤電車内の様子を映したりと、何でもない様な所に面白さがあった。

◇ハリセンおじさん

ハリセンを持ったおじさんが、マナーを守れない人々の頭を叩いて懲らしめる、というコーナー。
これは特にインパクトがあった。

◇何が悪いのよオバサン

ハリセンおじさんとは逆で、あからさまなマナー違反をしているにも関わらず、「何が悪いのよ」とひらきなおるオバサンが登場する。“オバタリアン”という言葉が既に流行していたかどうか、記憶が定かではないが反面教師として強い印象を残した。

無茶をやる情報バラエティとして、抜群の面白さがあった。

探偵物語

1979年9月18日から1980年4月1日まで、全27話放送されたテレビドラマ。

松田優作が演じる探偵、工藤を初めとするコミカルさと、何と言ってもアドリブの凄さ。
楽屋ネタや、出演者の演技にクレーム(?)をつけるなど、何とも斬新だ。

派手なアクションではなく、面白さにちょっとした哀しさがスパイスされている。

背中に「イレズミ者」と文字が書いてあるだけのイレズミ者。二代目はシャツに書いていた。
こういった、細かい設定にギャグを入れ込んでいるのも良い。

最終話のみ、一転してシリアス一辺倒。
次々と仲間が殺され、復讐の鬼と化す恐い工藤俊作。

こういう終わり方しか無かったのかと、少し残念ではある。

金髪先生

ドリアン助川が先生役として、洋楽アーティストとその代表曲を取り上げて解説する、という番組。
1996年から2年間放送された。

生徒役は当時無名だった人が多いが、後に大ブレイクするラーメンズの小林等も居た事がある。

この金髪先生で、洋楽の面白さを更に深く知的な部分から知り、それまで軽視していたアーティストのCDを買いに走ったりもした。

ロリンズ・バンドのヘンリー・ロリンズを取り上げた時は、滅多に明かされる事のないヘンリー・ロリンズの日常生活まで出して解説したのは圧巻だった。あんな情報を、どうやって仕入れたのだろう。

アーティストの生き方から教訓を学び、代表曲で生徒が英文を作るという、二段構えの構成もとても良い。

当初は1クールで終わる予定だったのが、2年間も続く事になったのも、そのクオリティの高さで深夜帯にしては視聴率も高かったから。ドリアン助川の名司会と、番組制作の良さが際立っていた。

 

ボキャブラ天国

1990年代にレギュラー放送され、その後も断続的にスペシャル等が組まれているボキャ天。

下らないダジャレなのに、思わず笑ってしまう番組だった。作りが良いのかもしれない。

思い出すものとして、

●ウララ 宇宙の風に乗る⇒づらが府中の風に乗る

●イトウ!ようカトウ!

●お婆ちゃんなら縁側で、日向ぼっこしてるよ⇒お婆ちゃんなら縁側で、ティナ・ターナーごっこしてるよ

3つ目のは凄い。お婆ちゃんがティナターナーごっこ(笑)。

同音のものとしては、

●今月だいぶ使ったからな~⇒今月大仏買ったからな~

●I LOVE⇒あ、伊良部

ちょっと違うが、回文が好きならこういうネタがハマると思う。

 

 

タモリの音楽は世界だ

1990年代前半に放映されていた音楽クイズバラエティ。

日本のフュージョン・シーンを代表するミュージシャン達による、クイズ出題に伴う演奏や豪華なゲストによる生演奏など、非常に見ごたえのあるものだった。

ジャンルも多岐に渡り、ごちゃ混ぜにしても違和感を感じさせない見事な番組構成。
タモリの司会だからこその、本格路線でありながらも笑わせてくれるバラエティになっている。

誰もが知っている様な曲を、高速回転させたり極端な転調をさせたりして当てさせる「デジタモドン」等、息抜き的なコーナーもあった。

 

 

ギミア・ぶれいく

1989年10月~1992年9月にかけて火曜日の夜に放送されていた、大橋巨泉司会のバラエティ番組。

昔はこの番組の様に、無茶するバラエティが多かった(笑)。

「笑ゥせぇるすまん」はこの番組でアニメ化された。

徳川埋蔵金発掘プロジェクトなんてコーナーもあった。

パプアニューギニアで元野球選手が子供達に野球を教えるコーナーは非常に良かった。

巨泉の使える英語というコーナーは、後にたけしがパロディで「使える日本語」「使える下町語」など次々シリーズ化していった。

コーナーで出ているメンバーが実に豪華。

アメリカ横断ウルトラクイズ

1970年代から1990初頭にかけて、壮大なクイズ番組があった。

日本各地から集まった挑戦者たちが「知力、体力、時の運」を合言葉に広大なアメリカ大陸を横断しながら1000問以上に及ぶクイズに挑戦し、ニューヨークを目指すという番組。

旅の途中「チェックポイント」と呼ばれる各地で風土や名所などに合ったクイズを行い、勝ち抜ければ次のチェックポイントに進み、敗れると現地で厳しい罰ゲームを受けた後、日本へ強制送還される。数々のチェックポイントを勝ち抜き、ニューヨークには各回2名が進出し、ここで最後のクイズを行い、優勝者「日本一のクイズ王」を決定した。

知力、体力、時の運とある様に、成田空港でジャンケンがあったり、非常に濃い内容だった。

それにしても、よくあれだけのクイズ数を集めたものだ。